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おっさんママチャリダー

2012年から始まった50歳台後半のおっさんとその妻によるママチャリサイクリングの記録 → 2015年3月にお揃いのクロスバイク(レイル 700)購入。ママチャリは通勤メインに。 → 2019年10月にお揃いの折りたたみ小径車(プラチナ マッハ8)購入。でもメインはレイル700。 → 二人とも還暦を過ぎたが、もう少し頑張る。

ポルタート インター3 左防水キャップユニット 2018.11.04

以前、ポルタートの後ブレーキをハイパーローラー(制動力1.5、通常のローラーブレーキを1として)からキャリパーに変更した。
( ポルタート リアブレーキのキャリパー化 2018.05.06 )
この変更により確かに軽やかになったのだが、ひとつ問題が発生。短時間でインター3内部のグリスが茶色に変色し、ベアリングボールからもハブグリスが流れてボール表面が錆びやすくなったようなのだ。ハイパーローラーブレーキを取り外したために、左玉押しとベアリングの境目が露出してしまい、雨天時・洗車時などに水が入りやすくなった模様。左防水キャップY31Z07000という名前の金属製パーツがはめ込んであるが、どちらかといえば防水というよりベアリングを固定するためにはめ込んであるような感じ。また、インター3の左玉押しには防水シールがついていない(インター8の左玉押しは防水シール付き)。→ SG-3R75は防水シール付きのようだ。
インター5やインター8にはローラーブレーキ以外にVブレーキやディスクブレーキを使う設定もあって、その場合、ローラーブレーキを外した跡に左防水キャップユニットをはめるようになっている。なので、これらの防水キャップユニットはシマノ純正品が存在する。ところが、インター3はローラーブレーキやバンドブレーキを使うことが前提となっているため、シマノはインター3用の左防水キャップユニットを作っていないらしい。色々調べていたところ、ままちゃりパーツを中心に通販している某Webショップがオリジナルに作製したインター3用の左防水キャップユニットを販売していることがわかり、これを取り寄せ取り付けてみた。このショップのWebページによると、防水キャップを取り付けないとローラーブレーキを外したところから、ハブの中に泥水や砂埃が入り込み内装ハブに深刻なダメージを与えるとのこと。私はちょくちょくオイルディッピングをしているので大変な事になるまえに手当できたようだ。念のため、内部の3個のベアリングは新品と交換し、ギアユニットはオイルディッピングを行った。これでしばらく様子を見る。しかし、需要あるところ供給ありですな。
## インター3のキャリパーブレーキ化をする方は十分ご注意ください。
  なお、構造上、防水キャップユニットをつけると少し回転抵抗が発生します。

  
ローラブレーキを外すと左玉押しとベアリングの境目が露出してしまう。(左写真)
    某Webショップより取り寄せた左防水キャップユニットを取り付けたところ。(右写真)

## ということで、あわてて防水対策をしたわけだが、冷静に考えてみると、インター3, 4, 5, 7, 8 で取り付けるローラーブレーキの嵌め合い(セレーション)形状はまったく同じなのだから、左防水キャップユニットもある程度共通に使えるハズでは? ということで、もしかして使えるかもしれないパーツの型番をリストアップしておく。(私にとっては後の祭りだが。)

 インター3? IF-C530用   左防水キャップユニット Y35H98040 
      (IF-C530というのは、内装3速と外装8速を組み合わせたフリーハブのようだ。
       シマノ インテゴ おもしろそう。しかし、もうなくなったらしい。)
 インター5 SG-5R30用 左防水キャップユニット Y38E98030 
 インター5 SG-5R35用 左防水キャップユニット Y38D98050 
 インター7 SG-7R50用 左防水キャップユニット Y38A98010 
 インター8 SG-8R20,22,25,27,30,31,35,36,45,56用 左防水キャップユニット Y34R98100 

それぞれ型番が異なっているが、多分、樹脂カバーのすそのところ(ハブフランジとの接触部部分)の形状・大きさが微妙に異なっているだけで主要部分は同じ形状・構造なのではないだろうか? つまり少し加工すればインター3でも使えるかもしれない。(OLDのちがいからナットの厚みが異なっているかもしれないので、ナット交換あるいはワッシャ等による調整が必要かもしれない。)
また、型番だけ違って物は同じということもありえる。インターネット検索したが、写真で形を確認できたのは Y34R98100 だけだった。
(以上はあくまで私の推測なので、試される場合は自己責任で。)

ところで、SG-3D55 ディスクブレーキ対応バージョンのインター3があるようだ。
アルミニウムハブシェル 945g, OLD 135mm, 32H/36H,サイレントクラッチ。すごく良さげだが,アルミシェルなのに少し重め(鉄シェルのSG-3R42が872g、SG-3R40が 885g)で意外な感じ。同じくサイレントクラッチのアルミシェルSG-3R55はSG-3R42よりさらに15gくらい軽量のようなのだが。(?)


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自己紹介:
私 M の愛車:ポルタート(改)内装3段変速
       レイル 700 SL(440)
       プレシジョンスポーツ(改)
       プラチナ マッハ8
妻 K の愛車:アルビス(改)内装8段変速
       レイル 700 SL(400)
       プラチナ マッハ8

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