淀川周遊サイクルディスカバリー2024 参加中の出来事。
妻のレイルSL 400。乗車中にペダルを止めるとスプロケットのあたりでチェーン落ちするようになった。リアディレイラーのBテンションの調整が悪いと同様の現象、チェーンが詰まって落ちる、が発生するとのことだったので、Bテンションアジャストボルトを色々触るが改善しない。
症状が出る直前に自転車を倒してしまっているので、もしかしてディレイラーを歪めてしまったのかもと思って新品に交換してみたがダメ。冷静に考えてみるとディレイラーハンガーは曲がってはいなかったので、ディレイラーがダメージを受けるはずもない。
落ち着いてよくよく観察すると、後輪が回っているとペダルが一緒に回る。ペダルを強制的に止めるとチェーンが落ちる。 つまり後輪空転時のフリーバブ抵抗がかなり大きくなっている、ことに気づく。そこでハブの分解覚悟でスプロケットを外してみたところ、藁やら草やら詰まって、これが抵抗の原因になっていたようだ。淀川の河川敷を走った時に巻き込んだ模様。そういえば、この症状が出た時、スポークプロテクターの内側の爪が割れて位置がずれていた。草を巻き込んだ時に割れてしまったのだろう。
スプロケットの掃除をすれば軽く回るようになり、チェーン落ちもすっかり解消した。古いリアディレイラーは何かの時のスペアにとっておこう。もったいないことをしたが、また一つ勉強になった。妻と同じ場所を走った私のレイル SL 440で、後輪を空転させてみるとチェーン落ちはしないのだが、妻の回復した SL400 より抵抗が大きく、すぐに回転が止まってしまう。この子にも草が詰まっている可能性があるね。そのうち掃除をしてあげよう。