ポルタートのインター3のメンテナンス
インター3のベアリングの玉押しがゆるんでホイールががたがたしてきたので、玉押し調整のついでにオイルディッピングを行った。なんとなくだが、頻繁にガシガシ ダンシングをしているとゆるむ傾向にあるような気がする。左側(ローラーブレーキ側)のロックナットと玉押しを外すと、右側から内部ユニットを引き出すことができる。Cリングを小さなマイナスドライバではずし、スプロケットを抜く。ダストカバーをはずしてスプロケット側のロックナットと玉押しを外し、内部のベアリングをクリーニングして、玉押しとロックナットを軽くしめてディッピングの準備完了。オイルディッピングにはいつもバイク用の安いギアオイルを使っているが、いまのところ不具合はない。なるべくオイル使用量を節約するために、DVDのケースと500mlのペットボトルを利用して写真のような容器を作成し、使っている。これを缶詰の空き缶などに逆さまに立てて、インター3の内部ユニットを入れる。ギアオイルを注ぎ、ギアを回転させる。充分時間をかけて油切りをしたあと、3箇所のベアリング部にハブグリスを注入。ハブシェルの内面には薄くハブグリスを塗布。今回はちょっとゴリゴリぎみに玉押し調整。ついでにチェーンも軽油であらってきれいにし、チェーンオイルを塗布。→快調。
DVDケースの柱の部分(インター3の車軸がうまく収まってくれる。)をニッパーとはさみで切り取る。つばになるところを残しておく(ちょうど段差のところで切り取ると良い感じ)。ペットボトルキャップ(内蓋はカッターの刃先でひっかけてはずしておく)に柱の直径にあわせてカッターで穴をあける。ペットボトルは半分くらいに切り、組み立てて缶詰の空き缶に逆さまに立てる。もうひとまわり細いボトルでも良いかもしれない。適当に作っているがオイルもれはない。