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おっさんママチャリダー

2012年から始まった50歳台後半のおっさんとその妻によるママチャリサイクリングの記録 → 2015年3月にお揃いのクロスバイク(レイル 700)購入。ママチャリは通勤メインに。 → 2019年10月にお揃いの折りたたみ小径車(プラチナ マッハ8)購入。でもメインはレイル700。 → 二人とも還暦を過ぎたが、もう少し頑張る。

ポルタート リアブレーキのキャリパー化 2018.05.06

ポルタートのリアブレーキにはこれまでずっとハイパーローラブレーキ(制動力は通常のローラーブレーキの1.5倍、空冷フィン付)を愛用していた。通勤用自転車なので、全天候型のブレーキが安心だ。ただ一回だけ、大変寒い夜帰宅時(確か雪が降っていた)にブレーキを引くとそのまま凍り付いてもどらなくなったときがあったが、まあ、そういうことはめったにない。非常に安心感のあるブレーキだ。ただ、重量が680gと重く、また、ブレーキ引いてなくても回転抵抗があるのが問題だった。回転抵抗についてはブレーキ単体で手で回してみるとよくわかる。
 ネット情報を参考にして、ダイアコンペのピスト用リアブレーキ取付用アルミ板を使って、PROMAX RC-462(169g)をチェーンステーに取り付けてみた。(シートステーに取り付けるとケーブルが長くなる上に屈曲させなくてはならない。)ままちゃり改造の定番のひとつだ。チェーン引きの調整のたびにブレーキ位置の調整も必要になるはずなので、それを考えると若干めんどくさい。また、2枚のアルミ板ではさんでいるだけなので、強度が少々心配だ。雨の日の走行後の掃除も大変そうだ。色々心配事があってこれまでなかなか踏み切れなかったのだが、やってみた。運良くクランクやチェーンとの干渉もなく、簡単に取り付けることができた。
 近所の坂道を登ったり降りたりしてみた。ブレーキの効きはハイパーローラーに比べるとさすがにちょっと頼りない感じはするが問題は無さそうだ。 約450g の軽量化と回転抵抗がゼロになった効果(これが大きいはずなのだが)については、なんとなく軽やかに回るようになった気がする。安心を犠牲にしてまで軽量化する意味があったかどうか、今のところ非常に微妙なレベルだが、しばらく様子を見ることにする。不安定要素が出て来れば元にもどそう。
(と言いながら結局そのままになってしまうパターンか?)

→ 後日。
雨の日のブレーキの効き具合について。軽い雨の場合、少なくとも通勤ルートの範囲(速度領域)ではまあ大丈夫そうだ。また、シューを R50T2(Tiagra)に交換するとかなり改善された。
 →しっかり降った日、下り坂でブレーキが効かない。通勤には不向きか?
  (R50T2 は dry 用らしい。雨天ではすべるし、消耗も激しい。)
 →前後のブレーキシューを R55C4(BR-5800, 105)に交換。雨の日もなんとか大丈夫そう。
次にブレーキ引いていないときの回転抵抗が無くなった件について。
摩擦力は一般に速度に比例して大きくなるので、最高速度に効果が出るはず。
淀川右岸河川敷下り方面、曇天ほぼ無風状態での最高速度チェックしたところ、 42.8km/h。
トップのギア比は、31T/16T x (15/11) = 2.64、タイヤ周長 2096mm とすると、
推定ケイデンス 129 rpm。(もちろん瞬間最大値)
最高速度はほとんど変わらず。ただ、確かに今までより軽く回せるようになった感覚がある。先日の追い風参考記録(二十の紅梅 2018.03.09)41.8 km/hより、ほぼ無風の今回の方が少し速いので、微妙に効果が出ていると言っても良いのかもしれない。場所が違うし、誤差範囲かもしれないが。
※ いくら回転が軽くなっても私のペダリングスキルではこれ以上回せないかも。

あとはブレーキ固定部の耐久性。しばらく様子を見る。
ハイパーローラブレーキを取り外したことで、軽量アルミスタンドをつけられるようになった。
26インチ用鉄製片足スタンド(500g)→ ミノウラ LA-5 (320g)

RC-462 は、ままちゃりのブレーキとしては十分立派なものだと思うけど、ネット上の評価は酷評ばかり。そのうちブレーキ本体のグレードアップを考えよう。

→ 前後を BR-5800 (105)に交換した。(2018.06.24)
ままちゃりにはオーバースペックなんだろうけど。
雨の日はどんな高価なキャリパーも制動力が落ちるのはしかたがないが、少しでもと思い。
構造がトリプルピポットで、片効き調整がかなり楽。全体に剛性が高く、精密でしっかりしている感じ。その分、少し重めか。リターンスプリングもしっかりしているので引きは少し重くなった。
dry コンディションでの制動力はすごく良い。多分、というか完全にオーバースペックだろう。wet コンディションでは、dry に比べてゆるやかに効き始める感じだが、レバーを握り込めばちゃんと止まる感じ。大雨のときも普通に使えてる。すばらしい。お金をかけて105に交換した甲斐があったと思う。




ダイアコンペ リア用ブレーキ取り付けプレート+PROMAX RC-462+シマノ R50T2(Tiagra)
このブレーキシューは dry 用で、雨の日は効きにくい上に消耗が早い。というか、シューの成分が水にとけやすく、その溶液がずるずるすべってしまって止まらないのじゃなかろうか。
→ 前後のブレーキシューを R55C4(wet dry 両用。カートリッジはBR-5800, 105)に交換。かなり改善された。いずれブレーキ本体も 105 に交換したいところだ。


とうとう前後ブレーキを BR-5800(105) に交換してしまった。(2018.06.24)
7月5日近畿地方に大雨。大丈夫かなと思いつつ自転車で通勤。普通に使えた。これなら大丈夫だ。

## 大変なことに気づく。
インター3からローラーブレーキを取り外すと、左玉押しとベアリングの境目が露出し、雨天時・洗車時などに、ここから泥水などが入りやすく、内装ハブ内部が錆びやすくなる。防水対策をしないといけない。
ポルタート インター3 左防水キャップ 20180.11.04

インター3をキャリパーブレーキ化する方は十分注意してください。

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HN:
M & K
性別:
男性
自己紹介:
私 M の愛車:ポルタート(改)内装3段変速
       レイル 700 SL(440)
       プレシジョンスポーツ(改)
       プラチナ マッハ8
妻 K の愛車:アルビス(改)内装8段変速
       レイル 700 SL(400)
       プラチナ マッハ8

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