クロスバイク。
河原町十条→十条通り(鳥羽通り)→京阪本線鳥羽街道駅→伏見街道(本町通り)→
伏見稲荷→伏見街道(直違橋通り/深草商店街)→直違橋一丁目→
35号線→伊藤軒で野菜二十種ランチ→36号線→勧修寺→大石神社前→大石神社→
118号線(醍醐道だいごみち)→今熊野→本町九丁目→伏見街道(本町通り)→伏見稲荷
第2鳥居手前右の無料駐輪場に自転車をおき、稲荷山へ。山頂(233m)まで登る。
(1hr40mくらい)→伏見街道北上→鳥羽街道駅→河原町十条
伏見街道は京都五条と伏見を南北に直線的に結ぶ街道で、伏見稲荷以北を本町通り、伏見稲荷から墨染までを直違橋(すじかいばし)通りと呼ぶらしい。
赤穂浪士は討ち入り前の1年あまり山科に隠遁し策を練っていた。仮名手本忠臣蔵では大石内蔵助は世を欺くため、大石神社付近(住居跡が岩屋寺境内にある)から醍醐道(だいごみち)を通って祇園花見小路の一力茶屋へ通う。醍醐道は滑り石越えとも呼ばれる。大石内蔵助が滑って転んだからとの説あり。だが実際に内蔵助が遊んだの
は墨染、
伏見撞木町萬屋(ふしみしゅもくちょう よろずや)であったと言われている。今回2つの道の付近を実際に走ってみて、確かに祇園へゆくより、伏見方面へゆく方が山は越えやすいし、距離的にも近いように思う。でも、1年も住んでたんだから両方通ってたんじゃなかろうか。
伊藤軒の割り箸は普通の割り箸と違っていておしゃれで良い感じ。箸袋も千代紙になっていて、裏には、箸袋を使った箸置きの降り方。千代紙のデザインと折り方にはいくつかのパターンがあるようで、私と家内では違っていた。
伏見稲荷の本殿の前に狛犬のかわりに狐がいるが、左側の狐は稲穂をくわえている。修学旅行の引率の先生が中学生達にそれを示しながらお稲荷さんはもともと穀物の神様を祭っていたと説明をしているのを横で聴く。勉強になる。そういえば、稲荷って稲の荷物って書くよね。五穀を司る食物の神なんだそうだ。商売繁盛というのはあとから追加されたものなんやね。気のせいかもしれないが、愛知県からの千本鳥居の奉納が多いように思った。愛知県には豊川稲荷があるので、その関係があるのかも。もっとも伏見稲荷は神社だが、豊川稲荷はお寺だ。千本鳥居の中には外国人5〜6人の連名で奉納したものがあった。平成30年奉納で新しいものだ。
鳥居の外からみただけ。 峠を越えると京都タワーが見えてくる。
第2鳥居前の右手に無料の駐輪場がある。 反対側(左側)の狐が稲穂を加えている。