クロスバイク。
この夏に乗鞍エコーラインを登った(
乗鞍岳(2日目)2018.08.23)が、乗鞍岳山頂は日本で一番高い中央分水嶺(3026m)だそうで、逆に本州でもっとも標高が低いのは、丹波市氷上町石生(いそう)の水分かれ(みわかれ 95〜100m)なのだそうだ。ということで行ってみた。(
国土地理院地図 )
高槻から新名神→中央道→舞鶴道で春日インターまで1時間とすこしくらい。インターそばの道の駅丹波おばあちゃんの里で日替わりランチを食べ、車を丹波市春日庁舎の駐車場に置かせてもらって水分かれ街道(175号線)を西進。坂の交差点から南へ。水分かれ交差点から東へ高谷川沿いに登って水分かれ公園に到着。水分かれ交差点より西の石生交差点から水分かれ公園までの1250m、高谷川の北側の堤防(の上の道路の中央線)が谷中分水界となっている。つまり高谷川自身は瀬戸内海方面へ流れているわけだ。谷中分水界は河川争奪の痕跡を示す地形で、Wikipediaによれば、由良川水系土師川支流武田川支流黒井川の上流を石生付近で加古川水系高谷川が争奪したのだそうだ。つまり昔はこの川は黒井川となって日本海側に流れていた。このあたり(氷上回廊)で加古川と由良川がつながっているようなイメージ。加古川ー由良川とたどれば(水分かれ街道)、山越えなしに瀬戸内海から日本海へ抜けられるというわけだ。おおよそ140kmくらい。そのうち走ってみたい、ような気もする。
分水界のイメージポイント。実際の分水界ではない。
春日町の田園地帯を東西に一直線に貫く農業用道路。多分、3kmくらいの直線道路だ。
猪口山ふもとより黒井城跡を望む。