クロスバイク。
3月末に背割堤の桜を見に行ったとき、周回道路沿いに木イチゴの白い花がいっぱい咲いていた。
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背割堤の桜 2019.03.31)そろそろ実ができている頃だろうと行ってみた。
背割堤の周回道路の縁に沿って 0.6〜1m の幅できれいに草刈りしてあった。どうも木イチゴも一緒に刈られてしまったようで見つけることかなわず。残念。まあ、刈られてなかったとしても、ちょっと時季的に遅かったみたいだしね。
帰りに枚方凍氷によって、今年最初のかき氷(私は抹茶、家内はイチゴミルク)を食べて帰宅した。
行きは淀川右岸(高槻側)を上り、帰りは淀川左岸(枚方側)を下った。河川敷に雑草の花がきれいに咲いていたが、多くは外来種のようだ。春に群生する菜の花も実はセイヨウカラシナという外来植物らしい。堤防に菜の花が繁茂するとミミズや色々な動物が土中に増殖し、モグラやネズミが穴を空け、堤防が弱くなるらしい。目に美しい四季の草花たちだが、調べてみると色々考えさせられることも多い。
(左)ムラサキツメクサ(紫詰草、または アカツメクサ:赤詰草)。外来種。
ヨーロッパ原産。デンマーク国花。
(右)ヒメジョオン(姫女苑)。北米原産。明治維新前後に渡来。
要注意外来生物。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。
恐らくオオキンケイギク(大金鶏菊)。北アメリカ原産の特定外来生物。とても強靱で繁殖力が強く、在来生態系に被害を与えるため現在は栽培が禁止されているらしい。また、生きたままの運搬も禁止されている。
環境省:外来生物法
https://www.env.go.jp/nature/intro/1law/index.html
参考:国土交通省近畿地方整備局「淀川河川事務所管轄内 侵略的外来種ワースト100」
https://www.kkr.mlit.go.jp/yodogawa/activity/environment/nb3uba00000007yw-att/werst.pdf
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そういえば、3月頃に河川敷で見かけたヒメオドリコソウやオオイヌノフグリも外来種だった。
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女瀬川・芥川・淀川・安威川 2019.03.24 )
都会の緑の90%が帰化植物らしい。知らなかったねー。