ポルタート。
こつこつ軽量化しているポルタート。まだ残されている大きな改良としては前フォークのカーボン化。ところが1インチのカーボンフォークはあまり出回っておらず、さらにスレッドタイプとなると さらに限定され、入手できるものは4万円から6万円くらいもする。そこでスレッドレスタイプをヤフオクで1万円くらいで購入し、ねじ切り加工してみた。
ヤフオクで 1インチ ITA スレッドレスのカーボンフォーク(ステアリングコラムはアルミ合金)を 入手。
・1インチ ITA 玉押しを圧入。ワンは JIS のままで大丈夫とのこと。(クラウンレースインストーラ 4,132円)
・コラムカットのあと、1インチダイス(ダイス 2,525円、ダイス ハンドル 3,675円)+1インチカラー(右写真中央部の黒い部分。799円。カラーを接着剤でダイス下面に固定しガイドとすることでコラムに対して垂直にダイスを当てることができる。古いスレッドフォークを治具として使ってカラーの位置決め・固定・接着剤の乾燥を行った。)でねじ切り。最初の食いつきのところでダイスが垂直に入いれば良いので、接着剤固定で強度は十分だ。後で外せるしね。当面外さないけど。
ここのブログ記事が参考になった。(備忘録:
ステアリングコラムのネジ切り)
コラム長 158mm、スレッド部 26mm。
・スレッドレスフォークのコラム内径はスレッドフォークの内径より小さく、そのままではクイルステムがはいらない。そこでコラム内径を20mm ドリル(ドリル刃 1,393円、電動ドリル 9,800円)で広げ、22.2mm のハンドリーマー(3,744円)で仕上げる。削った分 軽量化。
・フォークに加工費(工具代)を加えると3.6万円くらいになってしまった。そう考えると4万円のフォークは高くないのかも。でもママチャリ1台分だ。ホント、年寄りの道楽ですな。
この時点で 重量 500g ちょうど。現在使用中のフォークは鉄製 945g なので 445g の軽量化だ。
ネジはなんとかうまく切れたようだ。ステムがコラムに入ることも確認できた。
ついでなので、フレームカラーに合わせて白色に塗装することにした。→
次回へ。