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おっさんママチャリダー

2012年から始まった50歳台後半のおっさんとその妻によるママチャリサイクリングの記録 → 2015年3月にお揃いのクロスバイク(レイル 700)購入。ママチャリは通勤メインに。 → 2019年10月にお揃いの折りたたみ小径車(プラチナ マッハ8)購入。でもメインはレイル700。 → 二人とも還暦を過ぎたが、もう少し頑張る。

原因不明の転倒 2018.12.08

とりあえず記録しておく(長文注意)

2018.12.08(土)8:00前頃、いつものように自転車(ポルタート)で出勤。このあと、気がつくと病院のベッドの上だった。右腕を三角巾で吊って、二の腕あたりをベルトで体に固定されていた。
 自分ではまったく事故前後の記憶が無く、あとから分かったことだが、自宅を出て10〜15分の川沿いの小道(いつもの通勤路)で転倒し、頭を強打、右鎖骨遠位端骨折で救急車で病院に運ばれたらしい。ふらふら川沿いに下って来て転倒した私を子供(中学生 or  高校生?)が目撃していて、救急車を呼んでくれたらしい。負傷箇所は、右前側頭部こめかみのすぐ上あたり(ヘルメットをかぶっていたので外傷はたんこぶ程度で済んだようだ。)、右肘外側、右手薬指と小指の打撲および擦過傷。右腰、右膝の擦過傷。フラットペダルだが、転倒回避動作をしていないようなので、もしかしたら知らぬ間に(?)気を失ってそのまま右側へ転倒したのかもしれないとのこと。この道は車は通らないところで見通しの良いアスファルトの直線。普段は中高生の通学路になっているところだが、土曜日なので人通りもかなり少なかった。川沿いの道を右岸から90°左折して、長さ4〜5mの小さな橋を渡って90°右折して左岸の道に移ってすぐのところ。なので(2度も直角に曲がっているので)、少なくとも転倒直前まで意識はあったはずだ。速度は出せないところで、自転車の操作ミスの可能性はとても低いと思う。また、自転車には特に外傷は無く、マシントラブルの様子も無かった。さすが、ままちゃりは乗っている人間より頑丈だ。ヘルメットはやはり右前に細かい凸凹があり、上下方向にこすれた筋が残っているが、前後方向にはすれた感じは無い。手袋外側にも打撲のあとはあるがこすった感じはなく、総合的に考えて転倒時のスピードはかなり遅く、ほとんど静止していた状態ではないだろうか。でも足をつくことはできずハンドル握ったまま(おそらくブラケットポジション)右側に倒れたんやね。幸い誰も巻き添えにしなかったようで本当に良かった。
 入院時に脳波検査、血液検査、翌日MRI検査、状態観察などを行ったらしいがいずれも特に異常はなかったらしく、入院6 日目の12/14(金)に鎖骨を金属プレートで固定する観血的手術を行った。鎖骨遠位端はギプスなどによる固定法では治りにくい骨折のワースト3に入るらしい。理由は腱で引っ張られて骨の折れた箇所が開く方向へ力が働くのだそうだ。そういうわけで固定法ではなく、観血的手術を選択する。X線写真を見ると、鎖骨は5本のネジでプレートに固定され、きれいに一つにつながったようだ。入院11日目の12/18(火)に退院し、通院リハビリに通うことになった。折れた骨の周辺の組織もダメージを受けており、また手術の際に筋肉も少し切るらしく、右手がまだあがらない。ほっとくと筋肉が硬くなってさらに動かなくなるので(筋拘縮?)、観血的手術とその後のリハビリはセットの治療のようだ。なお、手術による炎症が引くのが1週間くらいらしい。まだ手が動きにくいのは炎症のためもあるらしい。動かせすぎても炎症がひかないのでそのあたりがむずかしいらしい。専門家の理学療法士の先生の指示に従わないといけない。
 幸か不幸か、転倒時の痛みは記憶が無くなっていて思い出せない。手術も全身麻酔で痛みはなかったし、全入院期間を通して、がまんできないような痛みはなかった。これはめずらしいケースらしい。もしかしたら運が良いのかも。

 さて、怪我については所謂「日日薬(ひにちくすり)」で日々回復してゆくであろうから、あとはリハビリ頑張るだけだが、いきなり前触れ無しで意識を失うのは(もし、本当にそうだったのなら)、まだ原因がわからず対処のしようがない。今回はたまたま何もないところで転倒したが、交差点などで転倒すると命にかかわるし、第3者に迷惑をかけることになる。ということは、もしかして、もう自転車は乗れないのか?
 骨が癒着するのに3ヶ月〜半年くらいはかかるらしい。(若い人ならもっと早いだろうけど、私はアラ還なので時間はかかりそう。)金属プレートをはずす手術は1年後くらいになるそうだ。主治医の先生にどのくらいで自転車のれるようになるかたずねたところ、まだ自転車のりますか?と逆に質問されてしまった。まあ、普通に真面目に考えると少なくとも自転車通勤は控えた方が良いかもね。仕事帰りには夜中に誰もいない照明もない淀川河川敷を走るからね。


術後2週間経過。新年を迎え、徐々に腕に力を入れることができるようになり、術後3週間でかなり腕があがるようになってきた。冷静に考えてみれば、肩を固定した状態では当然腕はあがらない。腕をあげるためには肩から動かすことが必要でそれを意識すると腕があがるようになる。あとはスムースに肩が動くようになれば良いはずだ。


術後1ヶ月経過。還暦を迎える。かなり肩がまわるようになってきたが、まだ抵抗が大きく、動きすぎると小さな痛みが蓄積してくるような感じ。肩を回すと鎖骨に圧力がかかる。これを乗り切れば次のステージへ上がれるのだろう。右手でなんとか(まだ抵抗が大きく、かなり苦労する)目薬をさせるようになったが、右手を体の後ろに回すのが難しく、ベルトをズボンに通すのが結構大変。また右手で左肩へ触れることはできるが、左肩の後ろに手をまわせない。
 転倒時のことは未だに思い出せない。もしかしたらしょうもないことで転けて頭を打って一部記憶を無くしただけなのかも。そうだと良いのだけどね。しょうもないことって何やろか?


術後6週間経過。リハビリの先生に教えていただいたゴムチューブを使ったトレーニングを繰り返している。肩のあたりをゴムのようなもので固定されたような感覚が時々ある。まだ肩の動きに抵抗があるようだ。背中の後ろで腕を組むのもまだしんどいし、左肩の後ろにまだ右指が届かない。靴紐を結んだり、足の爪を切るのに力が必要。頭の後ろで手を組むのができるようになったが、そのまま両肘を前に出すように狭める(肩甲骨を開く)のがまだしんどい。両肘を開く(肩甲骨を狭める)のはなんとかできるようになった。


術後約2ヶ月経過。X線写真では、折れたところがわからないくらいきれいにつながっている。
3月14日(術後3ヶ月)過ぎたらスポーツをして良いらしい。(でも自転車はだめらしい。>_<)リハビリは3月末くらいで終了見込みとのこと。あと一ヶ月ちょいだ。
「現状に満足したら、そこまでですよ。」先生からアドバイスをいただいた。実感だ!


術後2ヶ月と3週間経過。リハビリは順調に進んでいるとのこと。肩はかなり軽くまわるようになってきたがまだ可動域末端付近で抵抗感が残っており、例えば右手を真上にあげた状態で二の腕を顔にくっつけることが難しい。もう少し訓練が必要だ。ただ、生活上はほぼ問題はなくなったように思う。皮膚表面や体内の傷が癒えてくるともっと動くようになるそうで、患部のマッサージが有効とのこと。逆にいうと、まだ傷は完全には治っていないということか。


自転車乗車中の失神について。(もし本当にそうだったとしたらの話だが)私の場合、神経調節性失神、迷走神経反射などの病気が考えられる。いずれもストレスがきっかけのようだ。そういえば、昨年秋には左こめかみ付近に円形脱毛を発見していた。入院している間に消滅したようだが(笑)。自転車乗っているときはストレス解消になっていたと思うのだが、何か考え事をしていたのかも。なお、あれから意識を失うようなことはまったくおきていない。現場にも歩いて行ってみたが、何も思い出せず。
 毎日片道15kmの自転車通勤をしなくなって、3ヶ月で〜5kgくらい太ってしまった。高血圧、高血糖、高血中脂質が気になる。なんか代替運動をせねば。自転車に乗らない豚はただの豚だ。


3ヶ月が過ぎる。肩はまだ抵抗が残っている。可動域は90〜95%くらい回復していると思う。リハビリの先生と相談してリハビリは終了する。肩をまわすなどの運動や、マッサージをすることで肩は軽くなっていくだろうとのこと。自転車乗ってますかと尋ねられたが、まだ外科の先生からの許可がおりていない。まあ、内科的、外科的には大丈夫でも、乗っていいよとはなかなか言えないだろう。乗るなら自己責任ということになるだろう。


3ヶ月半経過。経過は大変順調のようだ。外科の先生のお話では、金属プレートがはいっているため、これからしだいに違和感がでてくるだろう。プレートの除去手術は1年後だが、もし違和感が大きくなったらその時点で取り除いてしまいましょうとのこと。11月に予約をとってもらって、それまでは、検診やリハビリはなく、とりあえず治療は終了ということのようだ。少しづつ自転車にのる。


4ヶ月経過。妻につきそってもらって用心深く少しづつ自転車にのっていたが、どうやら問題なさそうなので自転車通勤を再開した。春に自転車に乗らなきゃ、自転車通勤している意味が半減するもんね。4ヶ月で結局〜7kg 近く体重が増えてしまった。もとに戻さねば。少しづつ負荷を増やして行く予定。
 2017年10月から、ほぼ毎朝、自宅近所の坂道(距離 〜1 km、斜度 6〜7%くらい)でヒルクライムTTをやって記録をとっていたのだが、今日見直してみると、2018年度前半で 4分台だったのが、10〜11月頃から5〜6分台に遅くなっている様子がわかった。やはり事故前は心身ともに疲れがたまっていたのかもしれない。なんだろう? 心当たりが無い。
 今日は6分台前半だった。体重も増え、筋力も衰えているからこんなところだろう。当面の目標は 6分を切ることだな。でも当分やめておこう。

→ 毎朝のヒルクライムは当面やめておく。代わりに2速(ギア比 1.94)でケイデンス 90〜100の負荷をかける練習をすることにする。もちろん淀川河川敷の人気の少ない広々したところで。2速だと、頑張っても最高速度は 〜25km/h 程度に収まる。ペダリングの練習と有酸素運動でのダイエットだ。→ 2速で頑張ると30km/h 近くまでいけそうだ。もちろん短時間だが。

→ 7ヶ月経過。毎朝2速主体で最短距離 14.3km を往復している。往路 〜40分、復路 〜45-50分くらいだ。結構回せるようになってきた。河川敷で最高速チェックを時折するのだが、3速で38km/h どまり。普段使っていない3速ギアが重く感じる。まだまだ完全復調とは言えないね。

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M & K
性別:
男性
自己紹介:
私 M の愛車:ポルタート(改)内装3段変速
       レイル 700 SL(440)
       プレシジョンスポーツ(改)
       プラチナ マッハ8
妻 K の愛車:アルビス(改)内装8段変速
       レイル 700 SL(400)
       プラチナ マッハ8

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