その時は意外と早くやってきた。
ポルタートの後輪タイヤが一部こぶのように膨らんできたのでホイールごと交換する。
かねてより準備しておいた自作(手組み)の XR-19W ホイール(
23C化前輪編、23C化後輪編)に交換。23C化の作業が完了した。写真の状態(荷物を載せればサイクリングに出かけられる状態)で総重量 14.6kg。思ったほど軽くならなかったが、ママチャリの鉄フレームではこのあたりが限界なのかもしれない。
(通勤用に色々ついてるし。スタンド、ライト+ダイナモ、リクセンカウルアダプタ、リアバッグサポータ、ボトルケージ、ダイヤル式リング錠、ポンプ取り付けブラケット、チェーンカバー)
ホイールが軽くなり、タイヤも細くなったので、確かに漕ぎ味は軽快になった(気がする)。
登坂は楽になったと思う。しかし平地での巡航速度などは目立って向上したような様子はない。(というか、逆に巡行速度・最高速度共に遅くなっているような気さえする。ギア比が小さくなったような感じ。なんでやろ?)ただ、気持ち良くペダリングできる領域(速度とか斜度の観点で)が広くなっているのは確かなようなので、アップダウンのある道を長距離走った時に恩恵が感じられるのではないだろうか。以前に比べて膝に優しい感じだ。今回のホイールは、スポーツ車用の軽量リムを使っているのだが、見た目はいたって普通で、ポルタートのダブルループフレームにごく自然におさまっており、大変気に入っている。
しばらく(2〜3週間くらい?)走ってから初期ブレを取る予定。前輪はもう少しテンションを上げても良いかもしれない。また当面は後輪スポークの抜けや破断に気をつけながら走行することになるだろう。
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→ 約3週間、毎日の通勤に使用。
前輪、後輪ともにスポークまわりに心配していた問題は出ていないようだ。
タイヤが細くなって段差とか、雨の日のグリップとかも心配していたが、少なくとも通勤ルートにおいては、大丈夫のようだ。非常に軽快(になったような気がする)。
前輪の振れ取りを兼ねてスポークテンションを 107kgf(1049N)くらいに上げる。
ただ、速度が落ちた理由が依然としてよくわからない。28Cから23Cになってタイヤ周長が少し短くなっているので、厳密には速度は落ちて当然だが、その影響は小さいように思うのだが....。
(勿論、私の場合は、空力については全く考えなくて良い速度域だと思われる。)
おそらくホイールが重いほうが速度維持が楽なのだろう。特にペダリングスキルの無い私にとっては、上死点・下死点をスムースに通過するためにはホイールの慣性の助けが必要なのだろう。
→半年経過。(2018.04.24)
まったく問題は出ていない。軽快だ。
後日、ついに愛用してきたハイパーローラーブレーキをキャリパーブレーキに。
さらなる軽量化と、フリクションの低下を図ることになる。
この改造の思わぬ副産物として、キックスタンドの軽量化が可能に。
(
ポルタート リアブレーキのキャリパー化 2018.05.06)
ただし、ローラーブレーキを取り外すと内装変速機の防水対策が必要となるので注意。
(
ポルタート インター3 左防水キャップユニット 2018.11.04)
後日、ドロップハンドルをコンパクトハンドル化
(
ポルタート ハンドル・ステム・ブレーキレバー交換 2018.06.30)
リクセンカウルアダプタの軽量化
(
ポルタート リクセンサドル 2018.08.14)