ホイール手組み。
通勤用ままちゃり ポルタート は2015年3月に
700x28C化して調子が良く不満は無い。しかし、23Cのタイヤを試してみたくなるのはしかたがない(?)。 この自転車の用途や車重を考えると強度などの面でバランスが悪くなる可能性が高いのは承知の上である。現在使用しているリム PX-645 は(28C〜38C)対応なので、もっと細いリムを使う必要がある。また後輪は内装3段ハブ36Hなので、36Hで23C対応できるという条件でリムを探したところ、KINLIN-XKEYMET の XR-19W を見つける。前輪は32H、後輪は 36Hで組むことにする。まあ、このリムで28Cもはけるので良いでしょう。逆に現在のホイールにはもう少し太いタイヤをはかせておいて、行き先の道路状況に応じて取り替えられるようにしても良いね。
【前輪】総額 8千円くらいになってしまった。
リム:XR-19W 32H シルバー (23C〜32C対応)
410g、ETRTO(ビード径)622mm、ERD(有効径)592mm、リム高/内幅 21/15mm
フロントハブ:クラリス HB-2400S 32H シルバー(実際にはグレーに近い色)
OLD 100mm、スポーク穴ピッチ 38/38 センターフランジ間 35.8/35.8
フランジ間 71.6mm 140g
スポーク:CNスポーク ステンレス 15/16/15 バテッドスポーク 290mm
DT SWISS アルミニップル 15G 1.8x12mm シルバー
6本組(3クロス)イタリアン組とした。
実は左右であやの取り方を間違えて(ふと気がつくと、どういうわけか片方を2クロスで組んでいた??)2回ほどやりなおし、それでも何とか完成。CR込みで 820g 程度に仕上がった。CRなしなら750g。スポークテンションは、76〜84kgf(745〜823N)くらい。16Gスポークなので控えめに。
現在の PX-645+HB-MR40 ホイールが1014g なので、194g くらい軽くなった。
横ぶれはほとんど無くせたが、一カ所 0.5mm 近い縦ぶれが出ていて、なかなか消せない。リムのつなぎ目などでそういうことがあるらしく、気にしないことにする。 シマノのリムテープ16mmをつけ、パナレーサーのレバンタール 700x23Cをはかせて、QR含め全体で約 1170g くらい。PX-645はパセラ 700x28CをはかせてQRこみで 1460g くらいなので、全体では 290g の軽量化となったはず。 デフォルトの27インチホイールより 740g 軽くなっている。
ポルタートに取り付け、自宅近くの坂を登り降りしてみた。前輪だけで、また短距離でもあり、軽くなった実感はなかったが、登りでダンシングした時に(自転車を左右にふったときに)なんとなく前輪が軽くなっているように感じた。サドルの軽量化じゃあるまいし、まあ、気のせいかもしれないね。ちゃんと使うにはフロントブレーキの調整が必要だが、まだ28Cのタイヤが使えるので、ブレーキそのままで前輪をもとのホイールにもどす。前輪はこれで大丈夫だろう。
23C化後輪編 (内装3段ハブ ホイールの手組み)へ続く。