内装3段ホイールのリムを700C用に変えることで使えるタイヤのバリエーションが増える。
ポルタートのデフォルトのリアホイールは
ハブ:SG-3R42(シマノ)、リム:LP-60(アラヤ)であった。
リムをPX-645(アラヤ)に交換する。関連するデータを記録しておく。
シマノSG-3R42ハブ:
ハブスポーク穴 PCD 60mm(よく似た型番のSG-3R40は74mmあるので注意)
ロックナット間距離(OLD)119.5mm(Rブレーキ込みで 124mm)
フランジ間距離 50mm
ロックナットフランジ間距離 L(Rブレーキ込み)= R = 37mm
ハブスポーク穴径 2.5mm
スポーク本数 36本、スポーク交差数 3交差(JIS 6本組み)
(旧リム)アラヤ アルミリム LP-60 (27x1-1/4)36H 650g
有効リム径(ERD)616mm
リム内幅 20.3mm リム外幅 26.5mm リム高 15.5mm
使われていたスポーク(CP)の長さの実測値は 295mm だった。
ちなみに計算値は 294mm。
スポーク長計算機 http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/spoke.length.html
(新リム)アラヤ アルミリム PX-645(700x28〜38C)36H 580g(若干軽量化 70g)
適合タイヤ幅 25 - 42mm(メーカー推奨 28 - 38mm)
有効リム径(ERD)612mm (LP-60に比べて半径で 2mm 小さくなる)
リム内幅 17.5mm リム外幅 24.2mm リム高 14.1mm
リム穴径 4.2mm リム穴オフセット 1.5mm
PX-645 を使った場合のスポーク長の計算結果は 292mm。(星スポーク SBステンレス #13)
これでうまくいったが若干短め。多分 293mmでも大丈夫そう。
横ぶれ縦ぶれはたぶん0.5mm 以内くらいになっていると思う。
スポークテンションはちょっとばらついているが 730〜1040N くらいに収まった。
タイヤ:パセラ アラミドビード 700x28C,260g チューブ:R'air 700x23-28C,76g
#13 ステンレススポーク&ニップル 36組,350g
SG-3R42+BR-IM80-R で約 1550g?
総重量 2850g(このうち BR-IM80-R が 650g)27インチホイールから約350g の軽量化
一応組み上がったが、まだ 27x1-1/8 タイヤが使えているので
ホイールの交換はもうしばらく様子を見る。
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フロントホイール 700 x 28C 化 2015.03.15
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ポルタート 700 x 28C 化 完成(内装3段+ローラーブレーキ)2015.03.17
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後日、さらに細いリムを使って 700 x 23C化を試みることになる。
(内装3段ハブ ホイール手組み 23C化
前輪編、23C化
後輪編、23C化
完成編)